食品の安全安心のために
1月に岡山県健康づくり財団さんによる加工場の検査を実施して頂き、その検査結果の報告会に参加しました。
まずは試験結果報告書をいただきました。
加工場のよく手で触る場所、雑菌細菌がたまりやすいところを拭き取って、菌の数を調べるというものでした。
細菌数、大腸菌群数、黄色ブドウ菌数という項目がありましたが、すべて問題なく清潔な状態でしたという結果でした。
何点か改善すべき点ということがありましたが、すぐに対応しました。
あと木製の昔ながらの柄の包丁は、歯の根元に野菜くずなどが付着し雑菌が繁殖しやすいそうです。
ということでオールステンレスの包丁を購入しました。
HACCPの取り組みとしても、新たに使いやすいものとして日誌形式のものを作成し記入を始めました。
HACCPとは製品の安全を確保するための衛生管理の方法です。
Hazard (ハザード・危害要因)
Analysis (アナリシス・分析)
Critical (クリティカル・重要)
Control (コントロール・管理)
Point (ポイント・点)
各項目の頭文字をとってHACCPと名付けられたようです。
食品中の危害要因として
①生物的危害要因
②科学的危害要因
③物理的危害要因
という3つの項目にわかれているようです。
生物的というものが、食中毒の原因ともなる微生物の繁殖です。細菌やウイルス、寄生虫などです。消毒や殺菌等により清潔にしておくことで防げるものです。
科学的というものは、健康に害を及ぼす化学物質でアレルギーの原因物質や魚介類、キノコ類に含まれる毒、食品添加物など化学物質によるものです。
物理的というものは、よく耳にする異物混入にあたるものです。金属類や、壊れた機器などの部品などで消費される方の口に入ってしまったら大変なことになります。
食品製造業は商品を消費される方の健康、大きく言えば命に関わってくるものになります。
お客様に安心してより良いものを提供できるようより一層の努力をしてきたいと改めて思いました。
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